ポップインアラジン斜め壁に投影できる?映画やTVを快適に見る方法
こんにちは、ミサです。
やっと2、3日前から涼しくなってきましたね!あっという間に秋が終わってしまうので、今のうちに秋を満喫したいなと思っている今日このごろです。
ポップインアラジンを設置したい!
さてさて、今打合せ中のお客様なのですが、『寝室にポップインアラジンを設置したい!』という要望がありましたので、検討しています。
ポップインアラジン、いいですよね!私も欲しいです。
お客様は、寝る前に映画などを見たいというご要望でした。
が、しかし…間取りを確認してみると入口の扉が引戸となっており、扉の枠に当たったり壁がデコボコしていたりで、映像がうまく映らない形になっていました。
◎寝室間取り
◎寝室で投影すると…
ポップインアラジンで映画やTVを快適に見る方法を検討
ポップインアラジン斜め壁投影方法
そこで、ポップインアラジンさんに確認したところ、なんと、『斜めに投影はできます!』とのこと。
投影する壁の正面に、化粧梁やドア・クローゼットがあっても、斜めに投影し投影面に合わせてサイズを調整できる“台形補正機能”で可能だそうです。
ご購入前に、レンティオさんにてお試しも可能だそうです。
台形補正機能(キーストーン)って何?
台形補正機能とは、画面の歪みを調整してくれる機能です。
プロジェクターを正面ではなく斜めに置いて投影すると、映像が台形に歪んでしまいます。そこで、台形補正機能を使って、台形に歪んでしまった部分をカットして、一回り小さくして真っ直ぐな長方形にしてくれます。
しかし、台形補正には
- 本来映せるはずの画面サイズが小さくなる
- 画質が少し劣化する
というデメリットがあります。できることなら、台形補正をせずに映せるのが一番ですね!
台形補正の状態でシュミレーションしてみた
ポップインアラジンのプロジェクターは、19°台形補正ができるようなので、その状態でシュミレーションしてみました!
その結果、今の照明の位置でMAX19°傾けて台形補正しても扉の枠に当たることが判明…。
◎MAX19°壁の投影位置を傾けてみたところ…
照明の位置を変更
そうであれば、台形補正をしなくていいように、照明器具を設置する引掛シーリングの位置を壁の真正面になるように移動!
910mm移動することで、台形補正をせず真正面でキレイに見ることができます!
◎壁の真正面に移動
ただ、将来ベッド側の壁にも映す可能性あり!という話が浮上したので、こんどは壁から近すぎて40インチのサイズくらいにしか映らないという現象が…。
(上の壁に映すときのサイズは70インチ)
◎ベッド側の壁に映すと…
解決方法
解決方法①:台形補正で投影する方法
そこで、照明器具を真ん中より少し右側に45cm動かすことで、扉の枠に当たらず壁面にきれいに映すことができました!
◎真ん中より右側に45cm移動
台形補正をするので、本来の画面サイズの70インチ→60インチくらいにひと回り小さくなるのかなとは思いますが、壁面にきれいに投影することが可能になりました。
また、ベッド側の壁に移す場合も、壁から照明までの距離が少し長くなるので、40インチ→70インチで見ることが可能です!
解決方法②:必殺!台形補正をせず、建物側での工夫で解決!
CADでサイズを検証したり、投影サイズをずーっと考えてると、
『建物側で工夫をしてしまえ!』と、突然ひらめきました!
それは、
扉を引き込み戸にする!!
です。
◎扉を引き込み戸にすると…
そうすることで、壁面が増えるので照明器具を真ん中にすることもできるし、キレイに真正面にて70インチで見ることができます。
◎ベッド側の壁に映してもGOOD!
また、ベッド側の壁に移す場合は、大画面の100インチで見ることが可能です!
通常の片引戸にくらべると、引き込み戸の方が少し割高になるとは思いますが、
一番ベストな方法かなと思います!
まとめ
台形補正をすることで、斜めに投影することは可能ですが、
画面サイズが小さくなったり、画質が少し劣化したりすることを考えると、
可能であれば真正面から映せる環境を作るのがベストですね!
✓解決方法
- 台形補正を最小限に抑えた位置で配置する!
- 扉を引き込み戸にする!
それでは、また次回!
ありがとうございます^ ^